法学部カリキュラム
カリキュラム名 | 担当教員 |
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アジア政治 | 田嶋 信雄 |
シラバス(成城大学シラバスシステム 2022.3.27現在のデータより引用。)
2022 |
アジア政治
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近現代中国の政治と外交
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担当教員 | 実施学期 | 単位数 | 配当 | 曜日・時限 | 教室名 | 授業コード |
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田嶋 信雄
(たじま のぶお)
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後期 | 2 | 法3・4 |
木
1
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321
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4616 |
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授業の内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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現代中国の経済発展は著しく,2010年には中国はGDPで日本を抜いて世界第2位に躍り出た。日中間の経済関係も緊密化し,すでに2004年には日中間の貿易額が日米間のそれを上回る事態となった。他方,21世紀の10年代に入ると,日中間の政治的緊張が高まった。21世紀の日本に生活する我々は,好むと好まざるとに関わらず,中国との密接な関わりのなかで生きていくほかはない。 そのためには中国の歴史,とりわけ近現代の歴史をある程度常識として身につけておくことが重要であろう。「敵を知り,己を知らば百戦危うからず」は軍事に関する孫子の名言であるが,このことは政治や経済や国際関係にも当てはまるであろう。 本講義では,以上のような観点から20世紀の中国の歴史について,政治と外交を中心として講述する。 |
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到達目標 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
20世紀の中国政治外交史について基礎的な事項および全体の流れをバランスよく理解し,かつその理解を表現できるようになる。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業の方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
講義形式とし,対面授業で行う(なお,新型コロナウイルス感染拡大により遠隔授業に切り替える場合は,オンデマンド形式にて行う)。パワーポイントを多用し,視覚的にも楽しめる授業を目指したい。 毎回,ミニテストとリアクションペーパーの提出を求める。次回の授業の冒頭に前回ミニテストの解答を開設し,リアクションペーパーへのコメントを行う。 |
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授業の計画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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授業時間外の学修(予習・復習等) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業のパワーポイントを事前に法学部オリジナルサイトにアップするので,あらかじめ授業の概要を把握して出席すること。授業は連続した内容なので,授業終了後,次回までに前回授業の内容を復習しておくこと。 想定学修時間:1回の授業につき,予習・復習それぞれ2時間程度。 |
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成績評価の基準と方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
授業への積極性(20%) 定期試験成績(50%) ミニテストの成績(30%) 新型コロナウイルス感染拡大により定期試験が中止となった場合は,次の基準で成績評価を行う。授業への積極性(40%),ミニテストの成績(60%)。 |
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教科書 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
特定の教科書は用いない。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
参考文献 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
著者:久保亨ほか 書籍名:『現代中国の歴史』 出版社:東京大学出版会 発行年:2019 価格:¥2,800 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
履修者への要望 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
中国近現代史に関する高校世界史程度の知識は当然の前提なので,自信のない人は,高校世界史教科書の当該部分をめくり直してみて欲しい(それほど多い分量ではない)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
教員との連絡・相談方法 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
メールアドレス1:tajima[at]seijo.ac.jp ※ [at]は@に置き換える。 相談があれば随時メール(ないし zoom)で応じる。 |