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法学部ゼミ

カリキュラム名 担当教員
基本書演習〈刑法〉 鋤本 豊博
シラバス(成城大学シラバスシステム 2022.3.27現在のデータより引用。)
2022
基本書演習〈刑法〉




担当教員 実施学期 単位数 配当 曜日・時限 教室名 授業コード
鋤本 豊博 (すきもと とよひろ)
後期 2 法1 水 1
53D
4810
※後期履修登録科目
授業の内容
 基本書の読み込みが法律学の勉強の第一歩である。本演習は,1年次の必修講義科目である「刑法I(概論及び犯罪成立要件)」で使用されている教科書を担当教員とともに読み込むことで,同講義の内容をよりよく理解することをサポートするものではあるが,刑法だけでなく法律学全般の学び方(条文解釈の方法,判例や学説の取扱い方,レジュメの作成の仕方など)を習得するところに重点を置いている。
到達目標
 講義・教科書の理解を促す「テーマ別正誤問題」に取り組むことで,法律書の読み方を習得するとともに,読み込むこととはどういうことかを理解し,もって主体的な「法律の学び」を可能にさせるスキルを身につけることを目的とする。
授業の方法
 演習形式とし,面接授業で実施する。なお,新型コロナウイルス感染症感染拡大により遠隔授業に切り替える場合は,Zoom形式の授業で行う。
 まず,事前にWebClass上で掲示する「テーマ別正誤問題」について,担当を割り当て,解説レジュメを作成して貰う。次に,毎回授業の冒頭5分間で「予習確認チェック」を実施する(テキストを見てもよいし,他の受講生と相談してもよい)。そして,実際の授業では,解説レジュメ作成担当者による説明や教員による補充説明,質疑応答が行われる。さらに,授業終了後は,毎回その日の内に「理解度チェック」の解答をWebClassを介して提出する。なお,より具体的な演習の進め方は,最初の授業において説明する。
授業の計画
1. ガイダンス
2. 罪刑法定主義
3. 不作為犯
4. 因果関係
5. 正当防衛
6. 緊急避難
7. 被害者の承諾
8. 違法性総合
9. 故意
10. 事実の錯誤
11. 違法性の錯誤
12. 過失
13. 責任能力
14. 責任総合
15. 総括

 授業の進行具合や受講者の理解度等により変更することもあり得る。
授業時間外の学修(予習・復習等)
 予習として,授業で検討する正誤問題について,基本書の該当部分を読み込んで独力で解き,次いで,WebClassで開示された解説レジュメを読んで,「予習確認チェック」に備え,復習としては,授業後「理解度チェック」に取り組み,その解答をその日の内にWebClassで送信することが求められる。
成績評価の基準と方法
予習確認チェック(13%) 解説レジュメの内容と説明、及び質疑応答(48%) 理解度確認チェック(39%)

 なお,欠席が3分の1以上あった場合は,単位が認定されないので注意すること。
教科書
 著者:島伸一(編) 書籍名:『たのしい刑法Ⅰ総論〔第2版〕』 出版社:弘文堂 発行年:2017 ISBN:9784335356957 価格:¥3,300
参考文献
 授業で資料を使用する場合は,WebClassに掲載する。
履修者への要望
1.授業には,毎回必ず出席すること。無断欠席と遅刻には厳しく対処する。
2.基本書演習での学習効果を高めるためには,上記の予習と復習が不可欠である。
3.開講までに,コンピュータの基本的な使用方法をマスターしておくこと。
 (例えば,Wordなどのワープロソフトによる文書作成,電子メールの利用,など)
教員との連絡・相談方法
 相談可能場所:教員研究室又はZoom
 相談可能時間:オフィスアワーないし個別に合意した時間

 必ず事前にWebClassを介して連絡し,予約すること。
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